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アメリカ軍が戦後も駐留し続けた歴史背景から、琉球ガラスは著しく発展を遂げます。 その頃の琉球ガラスの原料は再生ガラスが主でした。 厚みがあり、また、ガラスの中に気泡が入り、 色味も現在のような原色の鮮やかな色合いではなく、 むしろくすんだ透明色が主色でした。 しかし、他のガラス器に見られるようなガラス特有の透明感や 冷たい感じや繊細さはなく、 深みのある色合いや独特の気泡が、 むしろ沖縄らしい魅力として喜ばれ、現代に至るようになりました。 本来ならば不良品扱いとなる気泡も、 琉球ガラスの特徴として取り入れ、活かし、深め、 原料ガラスを使う工房が増える今日でも、 素朴な味わいや、光の芸術として受け継がれています。
琉球ガラスの製法には、 ガラスを吹き竿の先に巻き取って息を吹き込み形を整える「宙吹き」と、 型の中に直接吹き込む「型吹き」とがあります。
成形における吹きガラスの工程は、 一切が冷え切らないうちに仕上げなければなりません。 1400度にもなる炎で熱せられたガラスはドロドロに溶けており、 生き物のように絶えず動きます。 一瞬たりとも気を抜けないないその作業は、 想像を超えた暑さになります。 そんな中で、意志を持ってるかの様なガラスの動きに心を合わせ、 本来持つガラスの特徴に向き合うことで、 作り手の意志や技術を超えた琉球ガラスの色彩や、 輝きが生まれるのです。
当店で扱う琉球ガラスは、 ガラス職人がひとつひとつ手作りしたものです。 沖縄の“いいもの”をメインに全国の皆様にお届けすることで お客様を笑顔に!お客様をHappyに! これこそが私共にとって、喜びであり、原動力となっております。 心が和む色彩豊かな『琉球ガラス』をこれからも、 『kubagasaya』から発信し、お届けします!